妬みや嫉妬の取り扱い方
自分でも知らぬうちに、嫉妬とか妬みって感情が自分を支配していることがある。
自分はそれらの感情すら最初は理解できなかったのだが、例えば、人に注意したり、頑張って正しいことに戻そうと人を正したりしてると、やり方が悪いと人間関係が悪くなる。そしてね、他スタッフがそういうことをしないで、人と仲良くおしゃべりしてたりするとさ、腹が立ってくるのね。
納期に間に合わなかった、資料を作成し忘れてたなんてとき、社会人としてあり得ない!というのが僕の感性。でもそうでない人もいてさ、
「ごめーん!忘れてた!」
「いいよ、いいよw」
「もうちょっと後でもいい?」
「いいんじゃね?」
なんて会話が飛び交ってるの。んで、「いいんじゃね?」なんてのたまった奴はさ、自分の業務が後倒しになるからいいや、ぐらいにしか思ってなくてさ、後工程の人がどんなに苦しくなるか、なんて気にしない。
そんなことよりも、自分がいい人でありたい、自分が優しくありたい、という気持ちの方が強いのね。
それに対して、お金もらっている以上、それを正すのがおまえの仕事じゃねーの?と思うのが僕の考え方。
だから、腹が立つわけ。
そいつに嫌な態度とったりしちゃうわけ。
でもね、その腹が立つ一方、何とも言えない、モヤモヤがお腹の中を渦巻くのよ。
これなんだろうなーと思ってたらね、それが嫉妬とか妬みだったんよ。
実は自分はみんなと仲良くやっている人達に、もっとまじめに仕事やれよ!と思っている一方で、うらやましい、ずるい、という気持ちももっていたのね。
んでさ、もうちょっとその感情を見つめているとね、分かったことがあって、それは
物事を正したい=~すべき、~しなければならない的な義務
みんなと仲良くしたい=本音
だったんだよね。
「自分も仲良く楽しく、キャッキャ、ウフフと仕事をしたい!」が本音なの。
つまり、「妬み」「嫉妬」は自分がこうありたい!っていうのを教えてくれる道標なんだ。
社会人である以上、義務も発生するし、やらなければならないこともあるんだけどね、もうちょっと自分の気持ちを大切にしてあげたいなって思ってきたわけ。
こういう感情ってさ、恥ずかしいとかみっともないって思ってたけどね、やっぱり自分の感情は変えられないし、もっと受け入れてあげるべきなんだなって気づいた。
んじゃ、どうするかというと、「うらやましいなー」「ずるいなー」って感情が生まれたら、気づいたら、
「俺もそうなろう!!」
「ありがとう!教えてくれて!」
って感情に感謝して、その理想に向けて行動するほうが、理想の自分に近づけるなって。
それが「なりたい自分」なんだよね。
頑張れば頑張るほど、義務をこなせばこなすほど、仕事の評価はされるが、理想とは遠ざかってく自分とのギャップに苦しんでいたのね。こんなに頑張ってるのに、なんで自分は苦しんで、周りは楽しそうなんだって。
だからね、義務と本音のバランスを整えていけばいいんじゃないかな。
義務:本音をさ、今まで「10:0」だったのを、「7:3」や「6:4」にしてみるとか。もちろん、仕事の内容によって、変化させればいい。
何が言いたいかっていうと、感情というのは、自分に「何が大切なのか」を教えてくれる信号みたいなものだってことなんだ。
だから、受け入れて、感謝して、素直に従えば、もっと人は生きやすくなるんじゃないかなって。
後悔しないために、今からやろう。
※上の画像と今回の内容は全くもって関係ありませんw