自己否定が多い時の対処方法
自分への制約が多い人ほど、それがうまく行かなかったときに、あーすればよかった、こーすればよかった、なんでこうしなかったんだ、と自分を責めることがある。特に「~すべきだ」「~しなければならない」といったマイルールが無意識に適用されてしまう。
非常に邪魔な考え方なのだが、何故そのような考えが発生するかというと、過去、特に幼少期にその考えで上手くいっていたから、だったりする。そして、大人になってからも、同じやり方で対処しようとして、社会ではうまくいかない。
いわゆる、アダルトチルドレンと言われるような大人になってしまう。
自分の事だw
こういう人は自己肯定感がすこぶる低い。何かにつけて自分を責めている。例えば、朝、アラーム通りに起きたかったのに、20分ずれただけで、何で予定通り起きれなかったのか、と責め立てる。今日の予定をたてて、少しでもこなせないことがあれば自分をせめる。
そんなことをしてれば、いつまでたっても、自分を好きになんてなれない。自信もつかない。自信がつかないと、勇気をもって行動する、という行為に支障が出てきてしまう。
自己啓発本には、自分を好きになれば人生上手くいく、なんて書いてあったりするが、じゃあ今から自分を好きになろう!と思って日々をおくっていても、無意識に否定している自分がいるんだよね。
では、どうすればいいのか。
やはり、まずは小さいステップから進めてみたいと思う。
今までの行動は自分が望んでやっていること、そうしているのはきちんと意味があるのだ、という事を認識する、ということから始めてみよう。
朝、起きたい時間に起きれないのは、何か理由があるからなのだ。そこまで大した予定がない、前日に夜更かししてしまった、前日の疲れが残っている、トイレで起きて二度寝してしまった、等々。
こうやって、まずは状況を分析してみる。そして対処方法を考えてみる。理由があるから思い通りにできない、だったらその理由を考えて対処すれば、思い通りになる回数が増えていくんじゃないか。
何か理由があるから、という方向に考えがいくので、自分を責めることも減る。
そうやって、自分を肯定し続けた結果、どんな成果が得られるのか、今から楽しみである。